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【読書感想】放課後に死者は戻る 秋吉理香子

放課後に死者は戻る

病院で目が覚めると、冴えないオタクだった僕の見た目は、イケメンの姿に変わっていた。
そうだ、教室の机に入れられた手紙で呼び出され、僕は誰かに崖から突き落とされたのだった……
助けに入ったイケメンと一緒に。
退院した僕は、元いたクラスに転校生として潜入した。
一体、誰が僕を殺したのか?
僕は、僕を殺したクラスメイト探しを始める――。切なさと驚きに満ちたラストが待ち受ける、傑作長編ミステリー。 

 

切なさと驚きに満ちた~…かぁ、驚きはしなかったかな。

うーん。秋吉さんだから(?)もっとダーク(?)な結末を予想していた。

伏線回収もよかったけど、お母さんへの疑惑の件は「え?w」って感じ。

けっこう爽やか 読後感は良い話だと思う。

テーマなのか隠しテーマなのか分からないけど、人は見た目じゃなくて中身だよ!みたいなことも感じとった。

外見のせいにばっかりしてさっ!みたいなね。

あと、主人公は自分を殺した犯人を探してるというのに

ちょっと行動に慎重さが足りないというか…そんな実家に近づいたりしないだろ。

正体を隠すべきなのに、死ぬ前の鉄道好きっぷりをあんなに公開しないだろうし…

そのあたりの孤立した吉雄への気遣いが謎。犯人探しが第一じゃないのか。

 

秋吉さんの作品が好きなら読んでもいいと思うけど

あまりお薦めではないかな。